class: title, smokescreen, shelf, no-footer # Ep.003「オープンソースの誕生」<br>- インターネットの歴史 - <div class=footnote> <small><small> </small></small> </div> --- class: compact # タイムライン <div class=footnote> <small><small> </small></small> </div> - 1993/04: NCSA Mosaic v1.0 - 1993/09: NCSA Mosaic 複数プラットホーム対応 - 1994/04: Netscape Communication創業 - 1994/??: MicrosoftはNetscapeからではなく、イリノイ大学のNCSA(からスピンオフしたサポート会社)からNCSA Mosaicのライセンスを受け、Internet Exploreを開発 - 1994/10: Netscape Navigator リリース - 1995/08: win95用のPlusパッケージからIE出荷 - 1995-??: 第1次ブラウザ戦争(1995-2001) - 1997/05: Eric.S.Raymondの「伽藍とバザール」 - 1998/02: Netscape社つぶれそうなので、どうしましょう会議@カルフォルニア。 - 「オープンソース」という用語の誕生 - 2001/??: AOLがNetscapeを買収して第1次戦争は終結 --- class: compact # 対策会議のあらまし <div class=footnote> <small><small> Web版: <A HREF="https://www.oreilly.co.jp/BOOK/osp/OpenSource_Web_Version/contents/contents.html"> https://www.oreilly.co.jp/BOOK/osp/OpenSource_Web_Version/contents/contents.html </A> </small></small> </div> - 詳細は、書籍「オープンソースソフトウエア」(オライリージャパン)を参照 - ほぼリアルタイムの当事者による回顧録が残されている珍しい例 - まぁ会議にはTim O'reillyも参加してるから自家発電状態っぽいですけどね:-) - 書籍は絶版ですが、Webで読めます。なぜかPDFは無い;_; - 雑な要約 - Netscapeもうダメじゃね?なら、フリーソフトウエアとして公開してよ! <br> あとは勇者達にまかせようぜ(のちの Mozilla Firefox である) - ライセンスはGNUなの?てかフリーソフトウエア? - あ〜、まぁ、おれたちも企業に営業したいんだけどStallmanがね〜 - このさいだから別の看板かかげて営業しようぜ! -> Open Source --- class: compact # オープンソース <div class=footnote> <small><small> </small></small> </div> - 理論武装はどうするん? - Debian社会契約がよくまとまってるし、あれでいいじゃん? - そこにいるPerense(Debian第2代リーダ)よろ! - GNUより広い定義(ゆるめた)のメタレベルなものへ - なにしろ企業に売り込むからね! - 肝心の新用語はどうするよ? - その日は、あ〜でもない、こ〜でもない、あれこれ〜 - 次の日、決選投票で open source に決定 --- class: compact # ん〜? <div class=footnote> <small><small> すわ、認定ビジネス(利権)ってやつが始まるのかい!って思ったものですよ </small></small> </div> - それから1年くらい - Perense、たもとをわかつ - うん、オープンソースという用語と概念の知名度は十分上がったんじゃね? - もう、いいよ。じゃ〜ね〜 - 残りの人たち - Open Source認定とかやるか! --- class: compact # OSSモチベーション論というブームが一時期ありました... <div class=footnote> <small><small> 「〜たりして」って、谷岡ヤスジ? </small></small> </div> - Eric.S.Raymondのエッセイシリーズ - 伽藍とバザール (1997) - ノースフィアの開墾 (1998) - 魔法のおなべ (2000) - もうひとつあるとかないとか... - モチベーション論はESRが言ってるだけ説 - その後OSSと経済学とかビジネスモデルとかの話ならいろいろ出てくるようになる - クラウドソーシング(crowd souring)は本来オープンソースに影響を受けている - 2006年くらいのWiredに記事がある、本来は「世界最安値をさがす」ことではない - フリーミアム ... は、あまり関係ないな - free + premium, 試供品とかお試しの一種だが、無料版でも十分使えたりして - 限界費用が小さいことが特徴なので主にIT業界に(のみ)生息 - どこぞの起業家が自分のblogで唱えた用語が広まったもの